News & Topics2023.03.07
d design travel WORKSHOP KYOTO
2023.03.07
d design travel WORKSHOP KYOTO
1.水と酒の町・伏見を体現するクラフトビールと宇治茶の店。
「ビールに旅をさせない」がコンセプト。常時4種のクラフトビールを提供し、訪れる度に違う味に出会える楽しみも。
2.1871年創業の「安本茶舗」の趣を残した店舗デザイン。
「家守堂」のロゴは「安本茶舗」のタイルがモチーフ。町家の趣を、柱や梁、土壁など、古き良さと新たな感覚を随所に感じる。
3.廃熱を再利用する、環境に配慮したビールづくり。
ビールづくりで排出される蒸気をお湯に交換し再利用。同時に、町に流れ出るビールの匂いもカットする。
京都伏見から世界を繋ぐクラフトビール
明治時代より「安本茶舗」として親しまれてきた町家を受け継ぎ、その趣を残しながらリノベーションされた店内には、古い柱や梁を縫うようにして、ビールの醸造設備が完備されている。「家守堂」では、常時4種のクラフトビールを提供しているが、酒米「祝」を原料にした「セレブレーション」や、安本茶舗の「雁ヶ音茶」を使用した「茶かぶき」など、これまで30種類以上のビールをつくり続けてきた。京都の人参やほうれん草を使ったオムレツや、ビールによく合う「たくあんクリームチーズ」も美味しい。「地域ならではのものを届け、伏見を活性化させたい」と話す店主の森勇気さん。その思いを体現するかのように、世界中の人々が「家守堂」に訪れている。(宗像遼子/WEBライター)
京都府京都市伏見区中油掛町108
075-603-3080
11時~22時
月曜休(月曜が祝日の場合はその翌日休)
伏見桃山駅から徒歩で約10分
yamorido.jp