Report
京創ミーティング
とりまとめ
とりまとめ
2050京創ミーティングで議論してきた内容をご紹介。
「将来の世代が夢を描ける豊かな京都」を、一緒に実現していきましょう!
「将来の世代が夢を描ける豊かな京都」を、一緒に実現していきましょう!
京都には、1200年を超える悠久の歴史の中で培われてきた自然と共生する文化が息づき、また、京都人が得意とする、本物を見抜く「めきき」、ものづくりの精緻な技巧「たくみ」、研ぎ澄ましの本質に迫る「きわめ」、進取の精神「こころみ」、来訪者を温かく迎える「もてなし」、もったいないの「しまつ」の精神が受け継がれてきました。
これらの京都の強みを生かして、京都議定書誕生の地でありパリ協定の実行を支えるIPCC京都ガイドライン採択の地としての誇りと使命感を持ち、世界に率先して気候危機に挑戦する京都市民の指針として、2050年のライフスタイルビジョンを定めます。
これらの京都の強みを生かして、京都議定書誕生の地でありパリ協定の実行を支えるIPCC京都ガイドライン採択の地としての誇りと使命感を持ち、世界に率先して気候危機に挑戦する京都市民の指針として、2050年のライフスタイルビジョンを定めます。
Vision
京都の自然と共生する文化やしまつのこころを礎に
一人ひとりがライフスタイルに合った持続可能な暮らしを選択し、
カーボンニュートラルを実現している社会
一人ひとりがライフスタイルに合った持続可能な暮らしを選択し、
カーボンニュートラルを実現している社会
ていねいな暮らし【消費行動】
必要で長く使える「ほんまもん」を愛し、モノのストーリーを大切にする、心地よい暮らし
1
顔の見える消費
作り手と使い手がつながり、人も地域も豊かにする消費
2
食の文化
京野菜をはじめ、旬の食材を利用した健康的な京の食文化
3
京都の精神
「もったいない」「しまつのこころ」の精神が息づく、サーキュラーエコノミー※で、モノを大切にする暮らし
※資源投入量・消費量を抑えつつ,既存資源を有効活用しながら,サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動
※資源投入量・消費量を抑えつつ,既存資源を有効活用しながら,サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動
4
サスティナブルな消費
再生可能資源やシェアリングなど、環境負荷が小さいものや サービスが当たり前に
スマートな暮らし【住まい】
テクノロジーと京都の知恵に支えられた高効率で快適な暮らし
1
木の文化
木と土から伝わる温もりを感じ、京都の森を守り育てる住まい
2
京都の知恵
自然と共生する知恵や文化、伝統で彩る暮らし
3
新技術
進取の気風を礎に、新たな技術を活かした、健康で快適なカーボンニュートラルな暮らし
結う暮らし【つながり】
自然に感謝し、地域や世代間でつながることで安心と豊かさがある暮らし
1
関係人口
都市部と山間部との行き来が、地域の元気にもつながる暮らし
2
地域活性化
おかげさまの精神を礎に、地域課題×環境課題を共有して解決
3
教育
地域や多様な世代が学び合える暮らし
4
地域循環
ヒト・モノ・カネ・情報・エネルギーが循環する地域経済モデルの構築
5
自然との共生
伝統文化とともに、地域の自然や豊かな恵みを守り、楽しむ暮らし
6
イノベーションの担い手
ソーシャルビジネスやスタートアップが集積し,イノベーションが生まれるエコシステムの構築
Target
2030年の目標・指標
(単位:万トン-CO2)
図1 家庭部門の温室効果ガス排出量の推移
(単位:万トン-CO2)
図2 家庭部門のエネルギー消費量の推移
Action list
(summary)
(summary)
2030年までに市民に実践いただきたいアクションリストの一覧
消費行動
衣
- シェアリングサービスの利用
- バイオマス・リサイクル・リユース素材の選択
- 修理して使う
- 古着の資源回収
- 古着の利用
- 長く大切に着る
- フリーマーケット・リユースショップの利用
- 繊維のリサイクル
食
- 家庭菜園・市民農園の利用
- 販売期限間近の商品を購入
- 食べ残さない
- 食べ残し料理の持ち帰り
- 食品リサイクル
- 代替肉・菜食・精進料理の購入
- 旬の食材・地元食材の購入
- 量り売りの利用
- 余った食材を活用する
- フードドライブ・フードバンクの利用
- 野菜くず等を堆肥化・回収
その他
- 保有から利用(シェアリングサービス)
- ペーパーレス化
- マイバッグ・ボトル・ストローの携行
- 日用品を長く使う
- フリーマーケット・リユースショップの利用
- 廃棄物のアップサイクル製品創出
- プラではなく、木などバイオマス素材選択
- ワンウェイプラスチックの削減
- 修理して使う
- プラ・廃油のリサイクル
全体
- 環境配慮商品の購入
- 素材や生産ルート等、モノの物語・足跡を知る
- 必要な量だけ購入
- 宅配を1回で受け取る
住まい
住居
- ZEH物件の選択
- 市内産木材の利用
- 太陽光パネル・蓄電池の導入
- 省エネ・再エネ物件の選択
- 環境配慮マンション・シェアハウスの選択
- 省エネリフォーム(環境性能向上)
- 家、家具、家電等を修理しながら長く使う
住まい方
- 省エネ家電への買替、省エネ行動の徹底
- エネルギー使用量の見える化
- 自然で暮らしやすい工夫
- 暮らしに木を取り入れる
- 修理できなくなった家電等の回収
- 再エネ電気への切替・使用
- EVを電池として活用
- 植物を育てる
- 家具や家電のPaaSの利用
- クリールビズ・ウォームビズの実践
つながり
つながり・生活文化
- スマートムーブ(公共交通機関・徒歩・自転車の活用)
- エコカー(EV・FCV)の活用
- 自然豊かな郊外でのワーケーション
- 地域で電力を融通する
- 地域や世代間での環境教育の実践
- 地域の緑や自然、森川の恵みを大切に(生物多様性の保全)
- 地域の自然を楽しむ(観光、レジャー)
- ライドシェア、エコドライブ
- テレワークの実施
- コミュニティでエコ活動
- 植林・間伐に参加する
- 地域で資源が循環(地域のお店で購入・修理 、消費者と事業者の顔の見える関係)
詳しく見る
Projects
プロジェクト
脱炭素型のライフスタイルが、我慢や心意気ではなく、日々の生活の中 での自分らしい選択によって始められるようなユニークなプロジェクト をご紹介します。好奇心をくすぐられるものがあれば、ぜひ参加してみてください!
消費行動
使用済衣服の回収&循環プロジェクト
資源循環
四条通をサスティナブルのシンボルへ
再エネ・省エネ
里山や地域循環について知る機会の創出
場づくり
レスキュー野菜の地域での販売
食・農業
アートやデザインを活用したアップサイクルの実施
資源循環
菜食対応のメニューを提供する店舗の見える化
食・農業
環境負荷の見える化プロジェクト
住まい
つながりを感じられる住まいづくり
場づくり
賃貸マンションの再エネ電気切替促進
再エネ・省エネ
実証実験によるデータ収集・分析と発信
調査・情報発信
住宅の省エネ・再エネ分を取引できる仕組み
再エネ・省エネ
賃貸住宅紹介時の省エネ性能の見える化
再エネ・省エネ
断熱性能の良い家の体験の場づくり
再エネ・省エネ
中古家電・家具2Rプラットフォーム
資源循環
つながり
KYOTO URBAN FARMプロジェクト
京都脱炭素ツーリズムHUB創設
場づくり
環境配慮型農業の実践プロジェクト
食・農業
地域での生ごみ堆肥の活用推進プロジェクト
資源循環
公園を活用したサーキュラーエコノミー
場づくり