ワークショップ「DO YOU KYOTO?2050 アイデアソン(発表編)」を開催しました!
ファッションロスをテーマに脱炭素ライフスタイルの転換を推進するビジネスアイデアを考えるワークショップ「DO YOU KYOTO?2050 アイデアソン(発表編)」を龍谷大学で開催しました。
昨年11月に株式会社ヒューマンフォーラム 代表取締役社長 岩崎仁志氏、笹木晴菜氏から、ファッションロスに関する話題提供や使用済衣服の回収&循環プロジェクト「RELEASE⇔CATCH」の取組紹介を受け、龍谷大学経営学部眞鍋ゼミナール1年生5グループ、2年生1グループの21名の皆さんに、「ファッションロスの解決につながるビジネスアイデア」を考えていただきました。
まず、眞鍋先生より、実際に「RELEASE⇔CATCH」で回収された古着を保管する倉庫で仕分け作業を行ったり、催事販売の手伝いをするなど、ファッションロスについて学びを深めたゼミナール活動の振り返りがありました。
学生はグループごとに、ファッションロスを解決するためのビジネスアイデアを発表し、それぞれのアイデアに対して岩崎氏からコメントがありました。
学生から出たアイデア
- アップサイクルイベントの開催
- 古着の回収BOXとレンタル・販売
- 2nd Generation POPUP
- オフプライスストア
- 廃棄衣服からインテリアを製作・販売
- リメイク作家とのコラボによるリメイクショーやリメイク作品のフリーマーケット
<コメント>
クリエイティブな取組や個性的なネーミング、競合を考えたターゲット設定など、どのグループも工夫を凝らしていて素晴らしい!
ダメージ加工やリメイク等をすることで、本当に愛着が湧くのか、ぜひ確かめてみて。自分たちで形にしたものは、循環フェスで展示や販売をして、お客さんからの反応を見てほしい。
レンタル等の取組では、プロジェクトの意義に共感を得て行動してもらえるように制度設計を工夫できると面白いと思う。コンセプトを尖らせて、その後に具体的な方法を考えてもいいかも。
自分が心からやりたい、と思う気持ちをもとに、ビジネスアイデアを作り上げてほしい。
最後に、笹木氏は「持続可能なビジネスモデルになっていることが大事。継続性の観点からも人件費のことも考えてみてほしい。自分もお客さんも社会も全員がWINの状態が望ましい。」とフィードバックしました。また、岩崎氏からは「自分の興味関心や困っていることから、プロジェクトを発動できるとよい。とりあえず失敗するだろうな、と思って始めれば、失敗したときもダメージが少なくすぐ次にチャレンジできる。それぐらいの気持ちでまずはどんどんチャレンジしてみてほしい。」とコメントしました。
学生の皆さんからは、ターゲットが明確でビジネスとして成立するか計算された、具体的なビジネスアイデアを提案いただきました。引き続き、学生が提案したビジネスアイデアを社会実装していくにあたり、京創ミーティングと連携していきたいと思います。
今後も脱炭素に関わるワークショップを企画しますので、ぜひご参加ください!
アパレル・飲食
全国に「SPINNS」「mumokuteki」「USEDを拡張する進化型古着屋“森”」などアパレルやカフェなどを運営。この度、株式会社ヒューマンフォーラムが中心となり、京都市内を中心に、御家庭で不要になった衣服を回収する回収BOXを設置し、回収した衣服のうち再利用可能な衣服を販売することで、市内で循環させるプラットフォームを創出します。 株式会社ヒューマンフォーラムの記事一覧へ >