ワークショップ「脱炭素ライフスタイルについて考える作戦会議」を開催しました!
令和4年10月8日(土)に京都市勧業館「みやこめっせ」会議室でワークショップ「脱炭素ライフスタイルについて考える作戦会議」を開催しました。
ロームシアター京都で開催される「ちっちゃい焚き火(薪ストーブ)を囲んで語らい、いろいろ焼いて食べる会」の運営ボランティア24名に参加いただきました。
最初に、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会から地球温暖化の動向や2050京創ミーティングにおける取組について紹介いただきました。
次に、「焚き火イベント」ホストのアーティスト 小山田徹氏が、京都大学地球環境学堂准教授 深町加津枝氏をゲストに迎え、焚き火と脱炭素ライフスタイルの関係、ご自身が感じる脱炭素ライフスタイルについて対談いただきました。
まず、深町氏から、なぜ「焚き火」が脱炭素につながるのかについてお話がありました。薪を使うことが里山や森の再生につながること。薪ストーブを生活に取り入れることで、暮らし方が変わることや自然に触れる機会が増えることなどをご自身の体験を交えながらお話いただきました。
小山田先生からは、「今、街中で焚き火をすることは僕なりの『あがき』なんです。」と話がありました。なんでも簡単に手に入ってしまう生活だからこそ、そこにあるもので作る、手に入るもので生活する「ブリコラージュ」の能力が失われてしまう、そんな危機感のこと。「焚き火」を通して楽しい要素や喜びを感じてもらいたい、という希望…。
心に残る言葉が行き交う、素敵な対談となりました。
その後、参加者の皆さんでペアになり、普段の暮らしで脱炭素に関して「だめだな」と思うことを共有し、「だめだな」と思うことを楽しく変えるための方法や、それを周りの人に共有するための方法について“作戦”を練っていただきました。
最後は、参加者の皆さんに「脱炭素ライフスタイル」の転換に向けてこれから取り組みたいアクションについて書いてもらいました。
ご参加いただきありがとうございました!
(左上から時計回りに)
・シマミミズを観察しながら堆肥をつくる。プラを使わない包装利用をできるだけ実行する!
・「ちっちゃい焚き火を囲んで語らい、いろいろ焼いて食べる会」のことを周囲の人に伝える⇔わかりやすく
・ブリコラージュ力UP↑!自分で作ってみる!
・ペットボトルの利用を減らす→水筒使用へ。吉田山の里山…へ加わってみる。
・薪ストーブの生活!(たき火が楽しかったと声を上げる)
(左上から時計回りに)
・自炊しましょう
・“おひとりさま”や“母子家庭”が助けあえるシェアハウスをやりたい。みんなで畑をやったり…おかずを交換したり…もちろん焚き火も。
・「物」を買い過ぎずある物を工夫して使う。
・おうちサバイバルフェス開催!まっくらな部屋で踊って変なテンションになろう!
・人間と自然 共存共栄を目指して
(左上から時計回りに)
・食材を無駄に捨てない生活。子どもたちに考えさせる場を提供していく!!
・思い続ける
・友人の使ってない服、小物をもらって着る!
・働き過ぎない。消費購買を自ら出来なくする。それで余った時間を考えなおす。
・誰かと「共に」食事をする
(左上から時計回りに)
・服のリサイクル、リユースをやってみます。
・足るを知り、くらしを楽しむ
・ブリコラージュ能力を大事にしつつ、ちょっと意識的に活用していくこと★
・コンポスト設置
・地元の食材を工夫して食べる生活に。
(左上から時計回りに)
・家をひらく
・脱炭素ライフスタイルについて周囲の人々に伝える
・日本の道具を長く大切に使う暮らしがしたい!
・小枝を使って炊事をしてみる。ミニロケットストーブ
・人×人 ブリコラージュしたい→人見知り克服!!