カードゲーム『2050カーボンニュートラル』体験会を開催しました!
令和5年2月11日(土)に職員会館かもがわで、カードゲーム『2050カーボンニュートラル』体験会を開催しました。
カードゲームの公認ファシリテーターでもある株式会社ツナグラボ中西將之氏を講師に招き、18名の参加者とともにゲームの中での「カーボンニュートラル」の達成を目指しました。
前段として、京都市環境保全活動推進協会から、2050京創ミーティングの取組紹介や脱炭素ライフスタイルへの転換に向けたアクションについて情報提供がありました。その後、講師の中西氏により、脱炭素社会を目指す必要性やカードゲームのルールについて説明いただきました。
「カーボンニュートラルを実現する難しさはどこにあるのか?
そのために、私たちは何を考えどう行動するか?」
そんな問いが投げかけられ、ゲームが始まりました。
参加者はそれぞれメーカー、商社、環境NPO、金融機関、政府といった12のグループに分かれ、グループごとに定められたミッションの達成を目指します。(例えば部品メーカーなら初期資金4,000から15,000に増やす、政府なら排出量を0以下にする等、ステークホルダーによって様々なミッションが決められています。)
テーブルには各グループが「組織」として行動できるカードと、「市民」として行動できるカードの2種類が10枚ずつ並んでおり、全4ターンの中で1枚ずつカードを選びます。1ターンは約7年と仮定し、全4ターン終了時が2050年ということになります。
部屋の前に置かれたホワイトボードには、現実世界を反映した「カーボン(二酸化炭素)」の量を模したカーボンマップが示されています。スタート時は、大気中の温室効果ガスが82億トン、排出量が12、吸収量が1、活用量が0となっています。このままいくと、次のターン(約7年後)には大気中の温室効果ガスが93億トン(排出量12-吸収量1=+11)まで増えてしまいます。
1ターン目が終了し、各グループの組織アクション、市民アクションの結果、排出量が14、吸収量が1、活用量が1に変化しました。カーボンニュートラルを目指して行動を選択したはずが、排出量が増える結果になってしまいました…。
がっかりするだけでは終わりません。運営側からは、追い打ちをかけるように「12月の熱帯夜」等、その時々に応じたニュースが読み上げられ、影響を受ける組織は所持金から必要額を支払わなければいけません。地球温暖化の事業への影響を痛烈に感じる瞬間でした。
この後もターンは続き、排出量を削減、あるいは吸収量を増加させたグループには自然と拍手が送られるなど、一体感も生まれたところで全ターンが終了。
ゲーム終了時には取組の積み重ねにより、カーボンネガティブ(排出量<吸収量)を達成することができました。全員で喜んだのも束の間。中西氏から「大気中の温室効果ガスのストック量を見てください。」と指摘が。82億トンから始まった温室効果ガスは、ゲーム終了時の2050年には109億トンまで蓄積されてしまいました。
現実世界の数値をシミュレートし日本における排出量を算定すると、2100年に1.5℃までの気温上昇幅に抑えるためには、大気中の温室効果ガスを99億トン以下に抑える必要があります。カーボンニュートラルの達成が遅れれば遅れるほど、大気中の温室効果ガスは増え続けてしまう。「だから、一刻も早いカーボンニュートラルの達成が求められているのです。」との中西氏の言葉が重くのしかかります。
↑開始時
↑終了時
脱炭素社会の実現に向けては、環境負荷の削減を目指しつつ、経済成長も同時に進めていく必要があります。今回のゲームでは、各グループの初期資金の総額(GDP)が60,000でした。2ターン終了時は84,000、終了時は71,500と、開始時よりGDPを増やすことができました。
途中の変動はあるものの、排出量を削減しつつ、経済成長を遂げることができました。
カードゲーム体験終了後、ゲームにおいて意識したことなどについて、手元にあるカードを見ながら振り返りを行いました。
参加者からは、「他のグループとの情報共有や連携が大事である。」「現実世界と同様に、難しい判断を迫られながらも実施した。」「ターン終了時に発生した天災の影響が大きかった。」「組織と市民のアクションの歩調を合わせる必要がある。」といった感想がありました。
参加者の「アクション」宣言!
最後に、「脱炭素ライフスタイル」の転換に向けてこれから取り組みたいアクションについて書いていただきました。
ありがとうございました!
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