環境に配慮した暮らしのアイデアを出し合うワークショップを開催しました!
令和4年12月18日(日)に大宮交通公園杜の家コミュニティルームにおいて、環境に配慮した暮らしのアイデアを考えるワークショップを開催しました。
会場でもある大宮交通公園の管理人、また、合同会社洛北社中 代表の十塚氏を講師に迎え、目標達成するためのアイデア発想法「マンダラート」を用い、脱炭素ライフスタイルの転換のための新しいアイデアを引き出しました。
当日、大宮交通公園では環境に配慮した心地よい暮らし方のヒントを提案するイベント「暮らしのなかの〇〇なヒントと出逢うフェスタ」が開催されていました。杜の家コミュニティルームでも環境に配慮した製品やアップサイクルされた製品が販売、展示されており、賑やかな雰囲気の中でワークショップを行いました。
まず、京都市環境保全活動推進協会より、4名の参加者に向けて、2050京創ミーティングの取組を紹介し、脱炭素ライフスタイルへの転換に向けたアクションついて情報提供しました。その後、講師の十塚氏により、大宮交通公園での取組やマンダラートを活用したアイデア発想方法について、情報提供いただきました。
マンダラートでは、まず達成したい目標について話し合います。今回は「余裕のある生活×脱炭素」に決まりました。
次に、9マスのブロックの中心に「余裕のある生活×脱炭素」を置いて、この目標を達成するためにはどんなことが必要か話し合い、周りの8つのマスを埋めていきます。いろいろなアイデアが出ましたが、最終的には「心」「健康」「情報」「仲間」「時間」「共有」「経済面」「公的サービス」の8つになりました。
今度は、9マスのブロック8つのそれぞれ中心に、先ほど決めた8項目を書き込みます。8ブロックそれぞれで、中心の項目を達成するためのアクションを挙げていきます。全部で64個!のアイデアをみんなで考えます。
参加者からは、「マンダラートは1人では埋めることができなかった。みんなでアイデアを出し合うことが重要。」「自分は知らなかったことを知ることができ、自分自身をアップデートすることができた。」といった声がありました。
余裕のある生活×脱炭素
<心>
読書のジャンルを拡げる/月に一度は森で過ごす日/朝イチにお香をたく/不安をなくす/自然観察会に参加する/モデルケースを探す/違う文化生活環境の人を知る/5分でも2分でも頭を使う時間をもつ
<健康>
栄養の知識を身に着ける/健康診断を受ける/運動の習慣化/塩分・糖分を少なめにする/外出して人と話す/家で調理する日を決めておく/定期的にケアチェックをする/自転車で遠くまで行ってみる
<情報>
人材バンク/新聞を読む/有益なメディアと出会う/脱炭素ライフスタイルの人とつながる/環境系のイベントに参加する/衣食住の分野で詳しい人とつながる/情報に対してアンテナをはる/推しYoutuberを教えあいっこする
<仲間>
地域のお祭り運動会に参加する/知り合いを巻き込む/ご近所づきあいをよくする/新聞を作って配る/考えをシェアする/家に遊びにきてもらう/お誕生日会を毎月開く/気軽にモノの貸し借りをする
<時間>
夜更かしをしない/あんまり遅刻を気にしない/ジョルダンナビタイムの活用/就寝時間を最優先にして厳守する/便利アイテムを使う/交通の便が良いところに住む/余裕を持った行動を心がける/粘らずあきらめる
<共有>
共有の窓口を用意する/住まいの取り換え/捨てずにリサイクル/五右衛門風呂(薪割りから)/意外なものを借りてみる/フードドライブ/自転車をシェアする/着なくなった子供の服を譲る
<経済面>
断熱材を窓に貼る/節電節水/収入と固定の出費を把握する/3つ以上の収入源をつくる/ムダなものを買わない/ふるさと納税/ミシンを頑張る/エコ調理器具のフル活用
<公的サービス>
生ごみコンポスト受入れ/市民農園で野菜づくり/図書館の司書さんに話しかける/タダで受けられるサービスをフル活用/レンタルやシェアのサービスを調べる/公共交通の活用/家族で公園を利用する/回収ボックス活用
参加者の「アクション」宣言!
最後に、「脱炭素ライフスタイル」の転換に向けてこれから取り組みたいアクションについて書いていただきました。
ありがとうございました!
脱炭素ライフスタイルの人とつながる
早寝早起き(夜更かしをしない!)
自転車で遠くまで行ってみる
断熱材を窓に貼る