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News & Topics2024.09.24
開催レポート
2024.09.24

<開催レポート>7/12開催 ワークショップ@京都大学
開催レポート

京都大学「環境農学論」の授業にて、ワークショップを開催しました!

2050京創ミーティングの推進チームメンバーである、京都大学大学院 地球環境学堂/地球益学廊の吉野章准教授の授業「環境農学論」の一環として、脱炭素ライフスタイルのうち、食や農業に関する行動実践につながるアイデアを出し合うワークショップを開催しました。

まず、受講者(31名)は講師の中嶋直己さん(株式会社中嶋農園代表)より、環境配慮型農業の実践プロジェクトについてお話を聞きました。中嶋さんが、実際にご自身の農園で取り組んでいる環境配慮型農業の取組や実践する中での課題、めざしている未来の農業の姿について、お話しいただきました。

お話のあとには、受講者の方から積極的に質問いただき、活発な質疑応答となりました。

その後、4名ずつのグループに分かれ、1つ目の問いである「温暖化や気候変動問題に対して、学生として何ができるか」について話し合いました。

次に、講師の高橋啓太さん(株式会社Jam Sessionz共同代表)より、KYOTO URBAN FARMプロジェクトについてお話を聞きました。

KYOTO URBAN FARMプロジェクトでは、今の暮らしに“まちなかの畑”という場所と営みを加えることで、コミュニティで自然環境に親しむ機会の創出に取り組んでいます。京都市で広がりつつあるコミュニティ畑についてご紹介いただき、活動してみた所感や今後の展望についてお話しいただきました。

その後、また4名ずつのグループにわかれ、2つ目の問いである「学生がコミュニティ畑に関わっていくには、どのような工夫が必要か」について話し合いました。

最後に、1つ目と2つ目の問いについて、グループディスカッションで出たアイデアを共有しました。以下のような面白いアイデアが挙げられました。

1つ目の問い:温暖化や気候変動問題に対して、学生として何ができるか
・自転車で移動する
・環境に配慮した商品を買う
・環境問題に対する取組をする学生団体に所属する
・大学の図書館に集まって勉強し、自宅の電力消費などを削減する
・就職の際、企業選びの指針にする

2つ目の問い:学生がコミュニティ畑に関わっていくには、どのような工夫が必要か
・アクセスのよい場所で実施する
・授業の一環として、コミュニティ畑に参加する
・京野菜を安く/無料で手に入れられるようにする
・InstagramなどのSNSで広報する
・出会いの場として広報する
・インフルエンサーを巻き込み、広報する

実施後のアンケートでは、約80%の参加者が今回参加することで、今後脱炭素ライフスタイルを実践したいと回答しました。また、受講生からは、以下のような感想がありました。(※受講生のアンケートより一部抜粋)

・皆で意見を出し合うことで新しい発見がありました。実際にプロジェクトをやっていらっしゃる方と意見交換できるのは貴重な機会だと思いました。
・農業の課題に対して、現場で戦っている方々のお話を聴けてとても有意義な時間でした。特に飲食店の生ゴミを堆肥化する取組が興味深かったです。
・もともと市民が気軽に参加できる農業に関心があったのですが、Jam Sessionz さんが実際にそのような取組をされていると聞き、参加してみたいと思いました。

今後も、脱炭素に関わるワークショップを企画しますので、ぜひご参加ください!

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